傷害・暴行事件を弁護士に依頼するメリットは何ですか?
法律の専門家が対応することで、事件をスムーズかつ穏便に解決できるという点にメリットがあります。もちろん、被害者対応等で困難を極める事件もありますが、実際は多くの事件が比較的スムーズに解決します。
弁護士が対応することで、示談が成立し、その結果、不起訴になるケースも多いです。被害者の方としても、加害者本人とは二度と会いたくないが、弁護士であれば会っても良いという人が多くいるからです。
また、被害者との示談交渉はストレスがかかる作業です。弁護士に事件を依頼することで、このような面倒な話し合いをすべて弁護士に一任することができます。弁護士が相手と話し合うことで、示談金が安くなるケースもあります。
傷害・暴行事件で示談をするメリットは?
被害者との示談が成立すれば、その後の刑事処分が軽くなります。示談がなければ刑事裁判になっていた傷害事件でも、示談が成立したことで略式罰金で済んだり、不起訴で終わったりすることも多いです。
また、示談が成立したということは、相手方との民事賠償の問題も解決したということを意味します。将来的に民事裁判を起こされるリスクもないため、安心です。
傷害・暴行事件で不起訴になるメリットは?
絶対に前科がつかない、これが不起訴になる一番のメリットです。また、逮捕勾留中の事件の場合、不起訴処分になれば留置場から直ちに釈放されます。不起訴処分とは、事件を起訴しないという処分になります。つまり、今後は基本的に、今回の傷害・暴行事件で刑事裁判を受けるリスクがなくなります。不起訴で事件が終われば、その後の社会復帰もスムーズです。